会長ご挨拶

この度第23回日本胎児治療学会学術集会の会長を拝命し、2026年10月2日(金)・ 3日(土)に大阪大学吹田キャンパス内コンベンションセンターにて本会を開催させていただくこととなりました。
今回のテーマは「広げる、胎児治療」としました。その意味するところとして、①世界に広げる、②多専門職種に広げる、③概念を広げる、の3つを考えています。
①世界に広げる
今回は本会の直前に、京都でIFMSS (International Fetal Medicine & Surgery Society) 2026が開催され、世界中から多数の胎児治療のエキスパートが参加します。IFMSSから引き続いて、本会に来ていただき、最先端の胎児治療についてレクチャーしていただく予定です。その交流を通じて、日本の胎児治療を世界に、世界の胎児治療を日本に広げるきっかけにします。
②多専門職種に広げる
胎児治療を進めていく上で、多診療科の医師だけではなく、看護師、助産師、臨床心理士、遺伝カウンセラーなど、多専門職種が協力し合うことは欠かせません。様々な職種の関わりを広げるきっかけにします。
③概念を広げる
胎児治療はその字の示すとおり「胎児」を「治療する」ことですが、産まれてくる「胎児」をしっかりと受け止めて、子育てのしやすい社会を作っていくことも、広い意味での「胎児治療」と言えないでしょうか。参加する皆様の、「胎児治療」の枠を広げるきっかけにします。
多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。大阪でお会いできますことを楽しみにしております。
第23回日本胎児治療学会
会長 遠藤 誠之
大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 教授
